SMAPの永遠性、サッカーの刹那性

 

こんにちはmujicoです。やっぱり眠れない夜は、唐突にブログを書きたくなります。精神不安定な時によく記事を書きたくなるのは、私だけでしょうか。

 

タイトルに書いたんですけど、今回は私が大好きなもの二つの比較記事です。別にどっちがいいとかどっちが悪いとか言いません。私が考える二つの好きなものについてです。ちょうちょう個人的な話しです。

 

今回の話しは、実は少し前にかいたものと被ります。以前ブログで、

 

astro.hatenablog.com

 こんなものを書きました。Dramatic Starlightという稲垣吾郎さんの、後世に語り継がなければいけない曲No.1、ジャニーズにおけるうたの☆プリンセス様感No.1、映像をみて吾郎がノースリーブなのに感動するソロNo.1な神ソロ曲について、大興奮しながらものの数分で書き上げた記事だったのですが、この時も少し触れました。私の中のアイドル感的な話しです。

 

どんなファンも、必ず自分とそのアイドルとの忘れられない瞬間があると思います。私にとって、最初にハマるきっかけとなった「STAY」という曲に出会った時がそうですし、吾郎さんの誕生日にあった舞台を見に行って生で泣きながらおめでとうと叫んだり、自分とアイドルとの印象深いエピソードっていうのは中々忘れないものですよね。

 

その中で、私が最も印象に残っている記憶は、大学2年生に見た火曜曲でSMAPが歌う「gift」という曲でした。

勿論私はその時にはきっちりファンになっていて、ちゃんとCDも買ってたし、どういう曲だかも知っていました。でもこの時の「gift」が私の中で強烈に心に残っています。

 

実は、放送の前日に私は失恋しました。同級生で好きだった男の子に振られたんです。やっぱり友達の枠からは出れないって。あっけなく散った恋に、呆然としながら家に帰宅すると、SMAPがTVの前にいて歌っていました。

 

「泣いて疲れて眠った 君の隣で誓った

 GIFT GITF なにも飾らぬ君と

 嬉しい日も一緒に 寂しい日も一緒に

 GIFT GITF いつもいつでも」

 

この言葉を発する彼らが。胸に突き刺さって仕方がなかった。SMAPってやっぱりすごいんだって実感した瞬間でした。あんなにさっぱりと切られた恋の後、私はSMAPに「永遠性」を見たんだと思います。

 

「いつもいつでも一緒にいる」とSMAPが言うことの重みが、私には凄く響いてきた。普通のアーティストが「いつも一緒にいるよ」と語りかけてきてくれても、私はきっとそれを信用できないと思うんです。だって、貴方だっていつか居なくなるかもしれない。冷めた気持ちで見てしまう。でもSMAPは違う。彼らは自分たちでアイドルという石畳を敷いてきた人たちで、いろんな困難を潜り抜けてここまできている。その言葉に対しての深みに私は凄く憧れを持ちながらも、「彼らなら、ずっと側にいてくれる」と思えたんです。

その火曜曲を見て号泣しながら、何度でも何度でも見ました。今でもたまに見返すんですけど、やっぱりこういう曲って記憶とセットだともう他の曲と比較できない程に気持ち入っちゃいますね(笑)今でも、頑張らなきゃって時はGiftを聞くようにしてます。

 

長ったらしく何が言いたいかっていうと、私きっとSMAPの「永遠性」に憧れているんです。彼らはずっと、TVに、舞台に、コンサートに居続けてくれる。疲れた時、辛い時に必ず元気をくれる。そんなSMAPという存在が好きで、だからこそ他の人にはない魅力を感じるんだと思います。

彼らが積み上げてきた年数と実績が重みを増していくにつれ、よりその永遠を信じることが出来る。そんな彼らが、とてもカッコいいなって思うし、安心もする。永遠性にだれしもが憧れるからこそ、長く続けているアーティストさんやアイドルって格好良く写るのかなぁと思います。

 

永遠と思えるって凄いんだな、そんな風な考えになったのも、実はサッカーという存在を好きになったからでした。

 

スポーツは刹那的なものだと思います。選手は年齢で旬が決まっていて、若い選手ほど有り余るパワーを持ち、年齢を重ねるごとに完成されてゆき、最終的には引退していく。サッカーに於いて30後半まで続ける選手というのは本当に一流のごく一部の選手しかいません。40代までとなるとキングカズやスコールズなどといったレジェンドと呼ばれる選手のみ。基本的に選手として見れるのは10〜15年位です。

その中で、また選手としてピッチに立てるかどうか、怪我はしないか、コンディションはどうか、良いプレー・悪いプレー、勝利と敗北。ここまで明暗がはっきりしているというのは、オタク気質な私がハマったものでは決してないものでした。

ピッチに立っても実は、一人の選手がボールに触れているのは数分と言われています。そんな刹那な世界に住んでいる選手達を応援し始めて、この対比というのがしっかりと分かり始めました。

 

 

刹那は刹那で良さがあります。その瞬間瞬間一つ一つを大切にしたくなるんです。

本当に、この瞬間は一度きりで、明日どうなっているかわからない、来年どうなっているかわからない、そんな世界で戦う選手たちを決して見逃したくない。しっかりと見つめていたいと五感全身で受け止めようとしてます。桜は散るから美しいと言いますが、正にそれで、その瞬間が一瞬だからこそ綺麗で美しいものになるとも感じます。

 

 

でも逆に、永遠というは到底感じ得ないものだと感じます。

人間は永遠に憧れて、どんなものでも永遠じゃないと知っていながらもそれを求めています。ずっと変わらないものはとても価値があるものでもあります。長く見つめていける幸せというのを噛み締めていくのもとても楽しいものです。

 

 

私はこの二つを好きになった理由は、とても対比的なもので、でも両方ともとても素敵だなと思えるものです。エンターテイメントの性質上の違いというものもありますが、それでも永遠性と刹那性。どちらもとても人を引きつけて止まないものではないかと感じました。

最後のまとめがいつもヘタクソなんですけど、こんな長ったらしい文章読んで下さりありがとうございました。次は舞台の感想ブログを書きたいです、No.9 不滅の旋律最高だよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!