Dramatic Starlightと稲垣吾郎の2次元性

 

何故か無性に文章を書きたくなる時ってありませんか?それがまさに荒波が押し寄せるが如く来てしまいました。mujicoです。只今英国は深夜0時ですが、止まらない思考を整理するためにもこの事は書いておくべきなのかもしれません。

 

Dramatic Starlightって最高ですよね。

勿論稲垣吾郎さんの今回のアルバムMr.Sのソロなんですけど、この最高の融合にやられる人が後を絶たないと聞いて、あゝやっぱりそうなのかと。この曲自体もの凄く魅力を持った曲ですし、楽曲提供されたTKさんには足を向けて寝れないどころか、メッカの方向へ向かって1日5回のお祈りをするかの如く崇めたい気持ちですが、寧ろご迷惑になるのでグッと抑えて粗品だけでもお送りしたくなる所存。と話は脱線しましたが、この曲自体の魅力とマッチしたのが稲垣吾郎自身の持つ魅力であるというのが私の結論でして。

 

これに関しては、二次元性っていう言葉を使いたいです。

二次元とアイドルって存在は切っても切り離せないものだと思うんです。ある意味アイドルっていうのは二次元を持ち合わせた三次元で、勿論生身の人間だし、彼ら自身の人生っていうのは進んでいくんだけども、有る意味私たちとは一番遠い存在でもあって、そこに留まっているからこそ煌めきや輝きをもの凄く放つ。私たちはリアルではなくリアリティを求めてる。TVやライブで観れる非日常に日々の中の安らぎを感じ、彼ら自身に自分を重ねて悲しんだり楽しんだりする。それが私の感じるアイドルです。

でもSMAPはよりリアルなアイドルだとは感じる。紆余曲折を経た生身のほぼほぼ40代の彼らが輝く瞬間は二次元性というよりリアルに限りなく近い。等身大の彼らにハマってしまう人が続出したのが、全視聴者がSMAPをハラハラドキドキしながら見守った27時間テレビだったような気がします。

 

 

でも私には稲垣吾郎という存在だけは、異色を放っているように思えてしまうんです。アイドルである時点で2次元に近いのに、更に彼はそれより更に近い、限りなく次元の境界線にいる存在だと。彼のパブリックイメージはまさに2次元そのもので「髪型が全く変わらない」「鏡ばっかりみてる」「吾郎"ちゃん"」「ミステリアスな存在」「最近ちょっと面白い」こんな感じでしょうか…吾郎ヲタなのでパブリックイメージはイマイチ掴めているかどうか不安ですが、5人の中でもっとも一般の方の間ででミステリーに包まれてるのがザイナガキゴロー。今回のMr.Sライブのポスターも、花を手にする吾郎がこちらを見つめるという、最早これは写真ではないのではないか、油絵的ななにかかというような完璧っぷり。まぁ実際は彼がグループの中で一番芯が強かったり、体力あったり、調和してくれる存在だったりするのですが、これは一旦置いておいて、彼の2次元性というのはおそらく広く認知されていると思います。

 

パブリックイメージ以外に彼は、外見的にも境界線のような存在です。写真を比較すればわかるのですが、彼の髪型もそうですが、プロポーションと顔に関してもほぼほぼ何十年変わっていません。特に今年は多忙を極めていて27時間TV辺りではピークのビジュアルでした。(ライブは見ていないのでわからないですが、恐らくそのままキープしていると思います)。細い、兎に角細い、何を食べたらああなるんだ、足の細さが身長と全く一致してないぞ、顔も小さいしどうなってるんだ。肌が女子より美しいぞ、化粧水を教えてください。と世の女性陣が細胞のレベルから疑いたくなる程のビジュアルです。

 

 

そんな彼のDramatic Starlight

一番最初にこの曲を聞いての第一印象は「…キャラソン?」でした。キャラソンっていうのは、よくアニメやゲームなど(漫画もたまにある)で登場するキャラクター達がそのキャラの性格や人間性に合わせて歌う曲のことで、そういう界隈の人たちでは至って普通に使われている言葉です。

勿論これは悪い意味ではなくて、この耳に入りやすいキャッチーなメロディと、キャラソンあるあるである少し懐かしくもあるサウンド。そして主人公を守るかのような歌詞。全ての要素が元声優ヲタ元よりキャラソンヲタの私としては、懐かしく且つ雷に打たれたかのような衝撃でした。私の最高に好きなキャラソンがそこにはあったから。

 

つまり私におけるこの曲の立ち位置は「稲垣吾郎の最高のキャラソン」です。

稲垣吾郎という生身のアイドルが歌う、キャラクターソング感たっぷりのキャッチーな歌。不思議な世界観とアイドル感が見事に融合にしてる歌詞と曲に、ガッチリスクラムを組むかのように合わさる稲垣吾郎のイメージとキャラクター。そして彼自身の王子様かのような容姿。

両者のイメージ共有が出来ていて尚且つこれをアイドルのライブでやるという三段階構成。

 

2次元に最も近い男が(私調べ)、

2次元らしさを感じる曲を、

2次元に近い場所アイドルのライブで歌う。

 

どうですかこの最高の非現実感。もうこれみたら落ちちゃうよなーわかるなすごくわかるなー私曲聴いただけでもうダメだ吾郎一生ついて行くわ、ってなっちゃってるのにこれ目と耳と口と鼻となんか感覚全部で味わえるんだもんなぁ、幸せ過ぎるよなぁライブって。

比較してどっちがいいとかは言うつもりはないんですが、Thousand Nightsも吾郎ソロの中ではある意味伝説的な素晴らしいソロ曲なんですが、こっちの方がより生身の吾郎らしさが凝縮されてるかなぁと思います。Dramatic Starlightはもっとストーリーが異世界感があるのでより2次元っぽい。エロさなら断然Thousand 〜だけどね!最高にかっこいいのでDramatic Starlightで落ちちゃったって方は是非みてください。

 

ライブを見ていない身なので映像だったりを語ることが出来ないのが非常に悔しいですが、この曲だけで多分1週間は吾郎ファンのみなさんと語れるような気がします。鬼のようにリピをしても全く色褪せることのないこの曲。なんかもうよくわかんなくなって映像見ちゃった気になってます。脳内再生って本当に怖いですよね。私の中ではうたプリの白い衣装を着た吾郎が煌びやかに踊りながら歌う姿が毎日流れています。(勿論勝手な想像です。)

 

 

なぜか厚かましく持論を展開しまくってしまいました。Dramatic Starlightと稲垣吾郎のパワーなのでしょうか。普段はツイッターで大人しくしているのでそっとしてあげてください…

 

 

P.S. どうでもいいですが、この曲を勝手にうたプリの中に忍び込ませたらなんも気付かずに聞いてしまいそう。そのぐらいうたプリ感すごい。